キスやハゼを手軽に狙える、ちょい投げ釣り。
仕掛けの作り方から投げ方、誘い方まで丁寧に解説します。
ちょい投げ釣りとは?
ちょい投げ釣りは、軽いオモリを使って仕掛けを20〜30m程度投げ、海底に生息するキスやハゼなどを狙う釣り方です。本格的な投げ釣りのように100m以上投げる必要がなく、万能竿やルアーロッドでも楽しめるのが特徴。エサは青イソメ(虫エサ)を使うのが一般的で、砂浜や漁港内の砂地が主なポイントです。天ぷらの王様であるキスを自分で釣って食べる喜びは格別です。
仕掛けをセットする
道糸の先にスナップサルカンを結び、天秤オモリを取り付けます。天秤の先にちょい投げ用の針仕掛け(キス針7〜9号)を接続。仕掛けの袋に図解があるので参考にしましょう。
エサ(青イソメ)を針に付ける
青イソメの頭側から針を刺し、針先を少し出します。イソメは2〜3cmにカットして使うと食いが良くなります。長すぎるとアタリがあっても針がかりしにくく、短すぎるとアピール不足になります。
仕掛けを軽く投げる(キャスト)
ベイルを起こし、人差し指で糸を押さえます。竿を後ろに構え、正面に向かってゆっくり振りかぶって投げます。糸を離すタイミングは竿が頭上を通過した瞬間。20〜30m飛べば十分です。力みすぎず、コンパクトに振るのがコツ。
底に着いたら糸ふけを取る
オモリが着底すると糸がたるみます。リールをゆっくり巻いて糸のたるみ(糸ふけ)を取り、糸がピンと張った状態にします。竿先を少し上げた角度で構えてアタリを待ちます。
ゆっくりサビいて誘う
30秒〜1分待ってもアタリがなければ、リールをゆっくり1〜2回巻いて仕掛けを少し手前に動かします。この動作を「サビく」と呼び、広い範囲を探ることで魚に出会う確率が上がります。サビいて止める、サビいて止める...を繰り返します。
アタリがあったら軽く合わせる
竿先にブルブルと振動が伝わったら魚がかかった合図です。竿先を軽く上げて合わせ(強く合わせすぎると針が外れる)、一定の速度でリールを巻いて取り込みます。キスは口が柔らかいので、優しくやり取りしましょう。
エサを付け替えて再投入
魚を釣り上げたり、エサが取られていたりしたら、新しいイソメを付けて再度投入しましょう。エサは頻繁にチェックして、常に新鮮な状態を保つのが釣果アップの秘訣です。
ちょい投げの代表的なターゲット。白くて上品な身は天ぷらにすると絶品です。砂底を好み、群れで行動するため、1匹釣れたら同じポイントに投げると連続して釣れることも。シーズンは5〜9月で、特に6〜8月の夏が最盛期。初心者でも20cmクラスのキスを釣ることができます。
キスの詳細を見る秋のちょい投げの主役。河口や汽水域に多く生息し、小さいながらもアタリが明確で釣る楽しさがあります。シーズンは7〜11月で、9〜10月が最盛期。初夏の小さなハゼ(デキハゼ)から秋の大型ハゼまで、成長を追いかけるのも楽しみの一つ。天ぷらや唐揚げが定番料理です。
ハゼの詳細を見るその他にもこんな魚が釣れることも
カレイ(冬)、メゴチ、ベラ、小型のマダイ、イシモチなど。何が釣れるかわからないのも、ちょい投げの楽しさです。
ちょい投げ釣りに適した釣り場は、砂底が広がる漁港や堤防、砂浜です。足場が安定していて、砂地が続くポイントを選びましょう。
ちょい投げは軽いオモリ(5〜10号)を使い、20〜30m程度投げる手軽な釣りです。万能竿やルアーロッドでもできます。一方、本格的な投げ釣りは専用の竿と重いオモリ(25〜30号)で100m以上投げます。初心者にはちょい投げがおすすめです。
ジャリメ(石ゴカイ)はキス釣りに特に効果的です。また、パワーイソメなどの人工エサは虫エサが苦手な方でも使えて、保存も効くので便利です。ただし、天然の青イソメが最も万能で釣果も安定します。
キスは5〜9月(特に6〜8月がベスト)、ハゼは7〜11月(特に9〜10月がベスト)です。夏場はキス、秋口はハゼと季節によってターゲットを変えると年間を通して楽しめます。
オモリは5〜10号が標準。潮の流れが速い場所では10号、穏やかな場所では5〜8号を使います。針はキス針なら7〜9号、ハゼなら6〜8号が目安です。市販のちょい投げ仕掛けセットを使えば選ぶ手間が省けます。
ちょい投げを始めるなら、まずはこれを揃えましょう。
砂地の海底があり、キスやハゼが狙えるスポットを厳選しました。
この釣り方で狙える代表的な魚種です。詳しい釣り方や旬の時期は各ページをご覧ください。
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