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おもりの種類と選び方 完全ガイド

形・重さ・素材で釣果が変わる!釣り方に合ったおもり選びを解説します。初心者が迷わない号数の見方から、12種類のおもりの特徴と使い分けまで。

おもりの基本

おもりの3つの役割

沈める

仕掛けを水中の狙ったタナ(深さ)まで沈める

飛ばす

投げ釣りで遠くのポイントまで仕掛けを飛ばす

安定

潮の流れに負けず仕掛けを安定させる

オモリの号数と重さスケール

1号 = 3.75g(1匁)重さ (g)0102030403.75g17.5g211.25g315g418.75g522.5g630g837.5g10号数 x 3.75 = グラム数

号数の見方

1号 = 3.75g(1匁)

日本の尺貫法の単位「匁(もんめ)」に由来。号数 x 3.75 = グラム数

覚えやすい目安:4号=15g8号=30g10号=37.5g。 4号単位で覚えると暗算しやすいです。ガン玉だけは別の体系(B/G表記)を使います。

素材の違い

鉛(なまり)

比重 11.3 / 価格安い / 感触柔らかい / 環境有害

最も一般的。柔らかいため加工しやすく安価。

タングステン

比重 19.3 / 価格高い / 感触硬い / 環境無害

鉛の1.7倍の比重。感度が良く環境にも優しい。

鉄(アイアン)

比重 7.9 / 価格安い / 感触硬い / 環境無害

鉛より軽い分サイズが大きくなる。環境対応品に使用。

おもりの種類一覧(12種類)

代表的なオモリの形状

ナス型サビキ・ちょい投げ最も汎用的ガン玉割れ目に糸を挟むウキ釣りの浮力調整B~6B / G1~G8中通し穴に糸を通すぶっこみ・泳がせ遊動式で違和感少L型天秤道糸ハリス投げ釣りの定番絡み防止構造

形状・使い方・メリデメをそれぞれ解説。自分の釣り方に合ったおもりを見つけましょう。

1

ナス型おもり(六角おもり)

形状の特徴:ナスの実のような涙滴型。六角形の断面を持つタイプもある。底面が平らで安定性が高い。

使う釣り方

サビキ釣り(カゴ下)、ちょい投げ、胴付き仕掛け、ヘチ釣り

号数の目安

1〜30号(サビキなら6〜10号が標準)

メリット

  • 最も安価で入手しやすい
  • 汎用性が高くどんな釣りにも使える
  • 六角タイプは転がりにくい

デメリット

  • 投げ釣りでは飛距離が出にくい
  • 根掛かりしやすい形状
  • 潮に流されやすい
2

中通しおもり(丸型・ナツメ型)

形状の特徴:丸型やナツメ(楕円)型で、中心に穴が空いており道糸を通して使う。

使う釣り方

ぶっこみ釣り、ミャク釣り、泳がせ釣りの遊動仕掛け

号数の目安

1〜30号(ぶっこみなら10〜20号)

メリット

  • 魚がエサを咥えた時に違和感が少ない(遊動式)
  • 道糸に通すだけで簡単にセット可能
  • 底物狙いに最適

デメリット

  • 糸ヨレが起きやすい
  • サルカンで止める必要がある
  • 横風に弱い
3

ガン玉(ジンタン)

形状の特徴:小さな球形で、割れ目が入っている。ラインを挟んで潰して固定する。ジンタンはガン玉より小さいサイズの呼称。

使う釣り方

ウキ釣り(浮力調整)、フカセ釣り、ヘチ釣り、川釣り

号数の目安

G8(0.07g)〜6B(2.65g)

メリット

  • 微細な浮力調整が可能
  • 付け外しが簡単
  • 仕掛けの沈み方をコントロールできる

デメリット

  • 紛失しやすい(小さい)
  • 強く潰すとラインを傷つける
  • 重い仕掛けには不向き
4

割りビシ

形状の特徴:木の葉のような扁平形。ガン玉と同様に割れ目にラインを挟んで使う。

使う釣り方

ウキ釣り、渓流釣り、小物釣り

号数の目安

小〜大(0.3g〜1.5g程度)

メリット

  • ガン玉より扁平で水の抵抗が少ない
  • 流れの中で仕掛けが安定する
  • 付け外しが容易

デメリット

  • 号数体系がメーカーで異なる
  • 大きいサイズが少ない
  • ガン玉ほど種類が豊富でない
5

天秤おもり(L型天秤)

形状の特徴:L字型の金属アームの先におもりがついた形。道糸側とハリス側を分離する構造。

使う釣り方

ちょい投げ、投げ釣り全般

号数の目安

5〜15号(ちょい投げ)、15〜30号(本格投げ釣り)

メリット

  • 仕掛けが絡みにくい(道糸とハリスを分離)
  • アタリが竿先に直接伝わる
  • 投げ釣りの定番

デメリット

  • 仕掛けが大きくなる
  • 魚がエサを咥えた時に違和感を与えやすい
  • 足元の釣りには不向き
6

ジェット天秤

形状の特徴:天秤にプラスチック製のウイング(羽)がついた形状。回収時に浮き上がる特性を持つ。

使う釣り方

投げ釣り(砂浜メイン)、ちょい投げ

号数の目安

8〜30号

メリット

  • 回収時に浮き上がるので根掛かりしにくい
  • 海藻帯や岩場混じりのポイントで有効
  • 飛距離が出る

デメリット

  • 潮が速い場所では流されやすい
  • 転がりやすくポイントが定まりにくい
  • 仕掛けを動かさず置いておく釣りには不向き
7

カゴ付きおもり(下カゴ)

形状の特徴:おもりの中にコマセ(撒き餌)を入れるカゴが一体になった形。網目から餌が出る。

使う釣り方

サビキ釣り

号数の目安

6〜12号

メリット

  • おもりとコマセカゴが一体で仕掛けがシンプル
  • コマセが効率よく拡散する
  • 初心者でも使いやすい

デメリット

  • カゴ部分が壊れると使えない
  • おもりの重さ調整ができない
  • ナス型+別カゴより割高な場合がある
8

ホゴおもり(棒おもり)

形状の特徴:細長い棒状のおもり。上部にサルカンが付いているものが多い。

使う釣り方

船釣り(胴付き仕掛け)、カワハギ釣り、タコ釣り

号数の目安

20〜100号(船釣りの水深・潮で変わる)

メリット

  • 細長い形状で潮の抵抗が少ない
  • 仕掛けが真っ直ぐ落ちやすい
  • 船釣りの胴付き仕掛けの定番

デメリット

  • 堤防釣りではあまり使わない
  • 重いものが多い
  • 根掛かりすると回収が難しい
9

タル付きおもり

形状の特徴:おもりにサルカン(ヨリモドシ)が一体化した形状。タル型サルカンが上下に付いている。

使う釣り方

胴付き仕掛け、ちょい投げ、カゴ釣り

号数の目安

3〜20号

メリット

  • サルカン一体で糸ヨレを防ぐ
  • 仕掛けの接続が楽
  • スイベル機能で絡みにくい

デメリット

  • サルカン部分が壊れると使えない
  • 単体のおもりより割高
  • 重いサイズは選択肢が少ない
10

ブラクリ

形状の特徴:赤いおもりに針が直結された一体型仕掛け。目立つ赤色で魚の興味を引く。

使う釣り方

穴釣り(テトラポッド・岩の隙間)

号数の目安

2〜5号(3号が標準)

メリット

  • おもりと針が一体でセットが超簡単
  • 赤い色が魚にアピール
  • 穴釣り専用で根魚に効果抜群

デメリット

  • 穴釣り以外では使いにくい
  • 針が1本なので掛け損ねやすい
  • 根掛かりでロストしやすい
11

タングステンシンカー

形状の特徴:様々な形状あり(バレット型、ラウンド型、スティック型など)。鉛より小さく高密度。

使う釣り方

バス釣り(テキサスリグ等)、ロックフィッシュ、チニング

号数の目安

1/16oz(1.8g)〜1oz(28g)

メリット

  • 鉛の約1.7倍の比重で小さく感度が良い
  • 硬いので底質の変化がわかりやすい
  • 根掛かりしにくい(すり抜けが良い)
  • 環境に優しい

デメリット

  • 鉛の3〜5倍の価格
  • 硬いためラインを傷つけることがある
  • ロストすると金銭的ダメージが大きい
12

テンヤ

形状の特徴:おもりと大きな針が一体化した和製ルアー。エサ(イワシ・エビ等)を針金やワイヤーで固定して使う。

使う釣り方

タチウオテンヤ(船)、一つテンヤマダイ、タコテンヤ

号数の目安

タチウオ用:30〜60号 / マダイ用:3〜15号

メリット

  • おもりと針一体でシンプル
  • エサの動きが自然でアピール力が高い
  • ダイレクトな引きを楽しめる

デメリット

  • 専用タックルが必要な場合が多い
  • エサの付け方にコツがいる
  • 船釣りが中心で堤防では使いにくい

釣り方別おすすめおもり早見表

釣り方ごとに最適なおもりを一覧にしました。迷ったらここを参考にしてください。

釣り方: サビキ釣り
おもり: ナス型 or カゴ付き
号数: 6〜10号

足元に沈めるだけ。カゴ付きならコマセも一緒に入れられて便利。

釣り方: ちょい投げ
おもり: ナス型 or L型天秤
号数: 5〜10号

20〜40m投げる。天秤を使うと仕掛けが絡みにくい。

釣り方: 投げ釣り
おもり: ジェット天秤
号数: 15〜30号

遠投が必要。根掛かり軽減のためジェット天秤が有利。

釣り方: ウキ釣り
おもり: ガン玉
号数: B〜3B

ウキの浮力に合わせて微調整。数個に分けて打つのがコツ。

釣り方: ぶっこみ釣り
おもり: 中通し(丸型)
号数: 10〜20号

遊動式でアタリを逃さない。潮の速さで重さを調整。

釣り方: 穴釣り
おもり: ブラクリ
号数: 2〜5号

針一体型で隙間に落とすだけ。3号が最も汎用的。

釣り方: 船釣り
おもり: ホゴおもり
号数: 30〜80号

水深と潮に合わせる。船長の指示号数に従うのが鉄則。

釣り方: バス釣り
おもり: タングステン
号数: 1/8〜1/2oz

感度重視ならタングステン一択。テキサスリグやダウンショットに。

よくある質問

Q. おもりが重すぎるとどうなる?

竿に過度な負担がかかり、最悪の場合折れる原因になります。また、仕掛けの動きが不自然になり魚の食いが悪くなります。ウキ釣りの場合はウキが沈んでしまい、アタリが取れなくなります。竿に記載されている「適合オモリ号数」を必ず確認しましょう。

Q. 潮が速い時はどうする?

通常より1〜2段階重いおもりに変更します。例えばサビキ釣りで普段8号を使っているなら10〜12号に上げます。流線型のおもり(ナス型など)は潮の抵抗を受けにくいので有効です。船釣りでは周囲の人とおもりの号数を揃えるのがマナーです(おまつり防止)。

Q. ガン玉の付け方のコツは?

ラインの上にガン玉を置き、割れ目にラインを挟んでからペンチや専用ツールで軽く潰して固定します。強く潰しすぎるとラインが傷つくので注意。外す時は割れ目にツメを入れて開くか、専用のガン玉外しを使います。ゴム張りガン玉ならラインを傷つけにくくおすすめです。

Q. 鉛のおもりは環境に悪い?

鉛は有害な重金属で、水中に残ると環境汚染の原因になります。海外では釣り用鉛おもりの使用が規制されている地域もあります。環境に配慮するならタングステンや鉄製のおもりを選ぶのも一つの方法です。また、根掛かりでおもりをロストしないよう工夫することも大切です。

Q. 号数とgの換算表が知りたい

おもり(号数 → グラム)

号数

重さ (g)

1

3.75g

2

7.5g

3

11.25g

4

15g

5

18.75g

6

22.5g

8

30g

10

37.5g

12

45g

15

56.25g

20

75g

25

93.75g

30

112.5g

40

150g

50

187.5g

60

225g

80

300g

ガン玉・ジンタン(名称 → グラム)

名称

重さ (g)

G8(ジンタン8号)

0.07g

G7(ジンタン7号)

0.09g

G6(ジンタン6号)

0.12g

G5(ジンタン5号)

0.16g

G4(ジンタン4号)

0.2g

G3(ジンタン3号)

0.25g

G2(ジンタン2号)

0.31g

G1(ジンタン1号)

0.4g

B

0.55g

2B

0.75g

3B

0.95g

4B

1.2g

5B

1.75g

6B

2.65g

※ ジンタン(G表記)は数字が大きいほど軽い。B表記は数字が大きいほど重い。

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