車横付けできる釣り場の甘美さ
「車横付けできる釣り場」って、なんて甘美な響きなんだろう。
2024年11月の金曜日、仕事終わりに舞鶴の前島埠頭へ向かった。ここは岸壁に車を直付けできるポイントで、夜釣りでメバルやシーバスが狙える。車のすぐ横で竿を出せるから、寒くなったら車内に逃げ込める。11月の夜釣りにはこの上ないありがたさ。
19時着。すでに数台の車が停まっていて、常夜灯がオレンジ色の光で海面を照らしている。明暗の境目にメバルが付いているはずだ。
常夜灯下でメバル7匹
タックルはメバリング用のライトゲームロッドに、1.5gのジグヘッドと2インチのワーム(クリアカラー)。常夜灯の光が届くギリギリの暗い側にキャストして、ゆっくりただ巻き。
3投目。「コッ」と小さなアタリ。合わせると、キュンキュンと小気味よい引き。15cmのメバル。小さいけどメバルの引きは楽しい。
そこからポツポツと追加して、20時半までに15〜20cmのメバル7匹。常夜灯周りを丁寧に探ると、意外と素直にバイトしてくる。プランクトンに集まる小魚を追って、メバルも明暗部に集結しているんだろう。
シーバスのバラシ。痛恨の一撃
23時頃、少し大きめのワームに替えて遠投していると、「ゴンッ」と明らかに違うアタリ。重い。走る。ドラグが鳴る。これはシーバスだ。
心臓がバクバクする。慎重にやり取りして寄せようとした瞬間、フッと軽くなった。バラシ。痛恨のバラシ。
しばらく放心状態だった。あの重量感からして50cmは超えていたはず。悔しい。悔しすぎる。
でも、この悔しさがあるから次も来てしまう。釣りってそういうものなんだと思う。
車横付け夜釣りの魅力
車に戻ってエンジンをかけ、暖房で手を温めながらコーヒーを飲む。フロントガラス越しに常夜灯の光が揺れている。
次こそシーバスを獲る。前島埠頭、また来る。
ポイント: 車横付けの夜釣りは防寒着を車に積んでおけるのが強み。寒くなったら車内で休憩できるので、冬場の長時間釣行にもおすすめ。

