明石でタチウオが釣れるらしい
秋になると毎年SNSのタイムラインにタチウオの写真が流れてくるんだけど、僕はずっと「いつかやりたいな」止まりだった。で、2024年10月のある土曜日、ついに重い腰を上げて明石新波止に向かった。
夕マヅメ、誰もまだ釣れてない
到着は17時過ぎ。もう波止には人がびっしり。タチウオシーズンの明石新波止はマジで戦場。なんとかスペースを見つけて準備開始。
今回はワインド釣法で挑む。ジグヘッド+ワームのセットで、竿をシャクってダートさせてタチウオを誘う釣り方だ。YouTubeで3時間くらい予習したから理論は完璧。...のはずだった。
最初の2時間、完全なるボウズ
シャクる。シャクる。ひたすらシャクる。
アタリ、ゼロ。
何がつらいって、周りのベテランっぽい人たちがポツポツ釣り始めてるのに、僕だけ沈黙。隣のおじさんなんか「今日は渋いなぁ」とか言いながら普通に3本目を抜き上げてる。いやいや、それ渋くないでしょ。
正直、19時を過ぎた頃には心が折れかけてた。
パターンをつかんだ瞬間
転機は19時半頃。隣のベテランさんが「もうちょいゆっくりシャクってみ」と声をかけてくれた。
言われた通り、シャクりのスピードを落として、フォール(沈む時間)を少し長めにとってみた。すると――
ゴンッ!
きた。竿先に明確な重み。タチウオ特有の「ゴンゴンゴン」という引き。これか! 興奮しながらリールを巻くと、銀色に光る細長い魚体が水面に浮かんできた。
指3本サイズ。いわゆる「F3」ってやつだ。タチウオ釣りでは指の本数でサイズを測る。3本だとまぁ標準サイズらしい。でも僕にとっては人生初タチウオ。もう最高。
ここからパターンがわかった。速くシャクりすぎてたんだ。タチウオはスローなダートのほうが食ってくる日だったらしい。
結局、21時までに3本キャッチ。周囲のベテラン勢は10本以上釣ってたけど、初挑戦で3本なら上出来だろう。...たぶん。
タチウオの歯、ナメてた
1つだけ失敗談。タチウオの歯は本当にヤバい。
2本目を釣った時、フックを外そうとして指をかすっただけでスパッと切れた。カッターより切れる。血がドバッと。フィッシュグリップを持っていかなかった自分を呪った。
あと、リーダー(フロロカーボンライン)も1回噛み切られた。タチウオ狙いならリーダーは太めにしておくか、ワイヤーリーダーを使ったほうがいいと痛感。僕が使ってるフロロカーボンラインは普段のルアー釣りでは十分な強度なんだけど、タチウオの歯には勝てなかった。
まとめ
明石新波止のタチウオワインド、初心者でもパターンさえ掴めば釣れる。ただし、以下は絶対持っていくべき。
- フィッシュグリップ(タチウオの歯は凶器)
- ヘッドライト(暗い中での仕掛け交換に必須)
- 予備のワームとジグヘッド(歯で切られてロストする)
- 太めのリーダーかワイヤーリーダー
次は指5本サイズ、いわゆる「ドラゴン」を釣りたい。明石ならそのチャンスがあるはず。

