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釣り仕掛け図解ガイド

5つの基本仕掛けをイラスト付きで解説。初心者でもすぐに仕掛けが作れます。

はじめに:仕掛けとは、竿先から針までの糸や道具の組み合わせのこと。狙う魚や釣り方によって仕掛けは異なります。ここでは初心者が覚えるべき5つの基本仕掛けを図解で紹介します。
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サビキ仕掛け

堤防から足元に垂直に落として使う、初心者に最もおすすめの仕掛けです。コマセ(撒き餌)で魚を集め、疑似餌がついた6本の針で一度に複数の魚を狙えます。投げる技術が不要なので、初めての釣りにぴったりです。

水面竿先道糸スナップサルカン針×6(疑似餌付き)カゴコマセカゴオモリ

必要な道具

  • 万能竿またはサビキ竿(2〜3m)
  • スピニングリール(2000〜3000番)
  • サビキ仕掛け(針4〜6号)
  • コマセカゴ(下カゴ式が一般的)
  • コマセ(冷凍アミエビまたはチューブタイプ)
  • ナス型オモリ(6〜10号)
こんな時におすすめ:堤防や海釣り公園で手軽に始めたいとき。家族やグループでの釣りにも最適です。コマセを撒くだけで魚が集まるので、ボウズ(釣れない)になりにくいのが魅力。
対象魚:アジサバイワシコノシロ小メジナ
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ウキ釣り仕掛け

ウキ(浮き)を使って魚のアタリを目で見る、伝統的な釣り方です。ウキが沈んだり動いたりしたら魚がエサに食いついた合図。ウキ止めの位置を変えることで、狙うタナ(深さ)を自由に調整できます。

水面竿先道糸ウキ止めウキガン玉(オモリ)サルカンハリスエサ

必要な道具

  • 磯竿または万能竿(3〜4.5m)
  • スピニングリール(2500〜3000番)
  • 円錐ウキまたは棒ウキ
  • ウキ止め糸・シモリ玉
  • ガン玉(オモリ)
  • サルカン
  • ハリス付き針
  • エサ(オキアミ、虫エサなど)
こんな時におすすめ:狙った深さをじっくり攻めたいとき。堤防・磯・河口など幅広い場所で使えます。ウキの動きを見ながら待つ釣りなので、のんびり楽しみたい方におすすめです。
対象魚:メジナクロダイアジサヨリメバル
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ちょい投げ仕掛け

軽く投げて海底付近にいる魚を狙う釣り方です。本格的な投げ釣りほど遠くに飛ばす必要がなく、20〜40m程度の軽いキャストでOK。テンビンオモリを使うことで、仕掛けが絡みにくくなっています。

水面海底竿先道糸スナップサルカンL型テンビン+ オモリハリス針1針2

必要な道具

  • 万能竿またはちょい投げ竿(2.4〜3.6m)
  • スピニングリール(2500〜3000番)
  • L型テンビンオモリ(5〜10号)
  • ちょい投げ仕掛け(針8〜10号、1〜2本針)
  • エサ(青イソメ、ジャリメなど虫エサ)
こんな時におすすめ:砂浜や堤防から、底にいるキスやカレイを狙いたいとき。サビキ釣りに慣れたら次のステップとしておすすめ。少し投げる技術が必要ですが、難しくはありません。
注意:投げるときは必ず周囲の安全を確認してください。後ろに人がいないか、左右にも十分な間隔があるかを確認してからキャストしましょう。
対象魚:シロギスカレイハゼイシモチメゴチ
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穴釣り(ブラクリ)仕掛け

テトラポッド(消波ブロック)や岩の隙間に仕掛けを落として、穴に潜む根魚(ロックフィッシュ)を狙う釣り方です。仕掛けは「ブラクリ」と呼ばれるオモリと針が一体になったものを使い、非常にシンプル。短い竿で手軽に楽しめます。

テトラテトラ竿先(短い竿)道糸ブラクリオモリ+針一体型エサ隙間に落とす

必要な道具

  • 短い竿(1〜1.5m)またはテトラ竿
  • 小型スピニングリールまたはベイトリール
  • ブラクリ仕掛け(3〜5号)
  • エサ(青イソメ、サバの切り身、オキアミなど)
こんな時におすすめ:テトラポッドや岩場の隙間を探って根魚を狙いたいとき。仕掛けが最もシンプルで、道糸にブラクリを結ぶだけ。数か所穴を探り歩くのが釣果アップのコツです。
安全上の注意:テトラポッドの上は非常に滑りやすく危険です。ライフジャケットを必ず着用し、足元に十分注意してください。単独での釣行は避け、できるだけ二人以上で行きましょう。
対象魚:カサゴメバルアイナメソイギンポ
5

ルアー仕掛け

疑似餌(ルアー)を使ってフィッシュイーター(魚を食べる魚)を狙う釣り方です。エサが不要で手が汚れず、ゲーム性が高いのが魅力。ルアーの種類は豊富ですが、基本の仕掛けはシンプルです。メインラインにリーダーを結び、スナップでルアーを接続します。

水面竿先メインライン(PEまたはナイロン)結束リーダー(フロロカーボン)スナッププラグまたはジグヘッド+ワームルアーの種類に合わせてスナップに接続します

必要な道具

  • ルアーロッド(ライトゲーム用:6〜8フィート)
  • スピニングリール(2000〜3000番)
  • メインライン(PEライン0.6〜1号 またはナイロン4〜8lb)
  • リーダー(フロロカーボン1〜2号、50cm〜1m)
  • スナップ(ルアー交換を素早くするため)
  • ルアー(ジグヘッド+ワーム、メタルジグ、ミノーなど)
こんな時におすすめ:エサを使わずにゲーム感覚で釣りを楽しみたいとき。初心者はジグヘッド(1〜3g)にワームを付ける「アジング」や「メバリング」から始めるのがおすすめ。軽い仕掛けで手軽に楽しめます。
PEラインを使う場合:PEラインは伸びがなく感度が良い反面、根ズレ(岩などで擦れること)に弱いです。必ずフロロカーボンのリーダーを接続しましょう。結び方は電車結びかFGノットがおすすめです。
対象魚:アジメバルシーバスカサゴヒラメ青物

仕掛け選びのポイント

  • 初めての一本はサビキ仕掛け。投げる技術不要で、魚が釣れる確率が最も高いです。
  • 狙う魚に合わせて選ぶ。底にいる魚ならちょい投げや穴釣り、回遊魚ならサビキやルアーが適しています。
  • 釣り場の環境に合わせる。テトラがあれば穴釣り、砂地ならちょい投げ、堤防ならサビキと使い分けましょう。
  • セット仕掛けを活用する。各釣り方のセット仕掛けが釣具店で販売されています。最初はセットから始めると失敗しにくいです。

仕掛けが分かったら、結び方をマスターしましょう。

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