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マナー・ルール2026-01-17

釣り場でのマナー完全ガイド|知らないと恥ずかしい10のルール

釣り場で守るべきマナーとルール10項目を詳しく解説。釣り場の場所取り、ゴミ問題、挨拶、お祭り対処法など、初心者が知っておくべき釣りの暗黙のルールをまとめました。

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なぜ釣り場のマナーが重要なのか

近年、釣り人のマナー問題が深刻化しています。ゴミの放置、違法駐車、騒音などが原因で釣り禁止になった堤防・漁港は全国各地で増え続けています。かつて誰でも自由に釣りができた場所がフェンスで封鎖され、立入禁止の看板が立つ。これは釣り人全体にとって大きな損失です。

釣り場のマナーを守ることは、自分自身が気持ちよく釣りを楽しむためだけでなく、未来の釣り場を守るための投資です。この記事では、釣り場で絶対に守るべき10のルールを解説します。初心者はもちろん、経験者も今一度確認してみてください。

ルール1:ゴミは必ず持ち帰る

釣り場のマナーで最も重要なのがゴミの持ち帰りです。仕掛けの袋、ペットボトル、弁当の容器、タバコの吸い殻。これらが放置されている釣り場は見栄えが悪いだけでなく、漁業関係者や地域住民の反感を買い、釣り禁止への大きな原因となります。

特に気をつけたいのが釣り糸と針の放置。釣り糸は自然界で分解されるまで600年以上かかるとされ、野鳥が絡まって命を落とすケースが多数報告されています。切れた糸や使用済みの仕掛けは、小さなものでも必ず回収して持ち帰りましょう。

実践のコツ:ゴミ袋を2枚用意する(一般ゴミ用・釣り糸用)。釣行の最後に自分の周囲だけでなく、近くに落ちているゴミも拾うと、釣り場の美化に貢献できます。

ルール2:コマセ・魚の血で汚れた場所は水で流す

サビキ釣りのコマセ(アミエビ)や、魚の血・ヌメリで汚れた場所は、帰る前に水汲みバケツで海水を汲んで洗い流すのがマナーです。コマセを放置すると悪臭の原因になり、夏場はハエが大量に発生します。

「自分だけじゃない」と思いがちですが、一人ひとりが掃除して帰れば釣り場は清潔に保たれます。水汲みバケツはサビキ釣りの必需品であり、掃除道具でもあるのです。

ルール3:他の釣り人との間隔を空ける

堤防で釣りをする際、隣の人との間隔は最低でも2m以上空けるのがマナーです。混雑している人気堤防では難しい場合もありますが、その際は「隣よろしいですか?」と一声掛けてから入りましょう。

特に注意が必要なのは投げ釣りやルアー釣りの場合。仕掛けやルアーが飛ぶ範囲を考慮し、5m以上の間隔が理想です。お互いの仕掛けが絡まる(お祭り)原因にもなるため、適切な距離感を保ちましょう。

ルール4:お祭り(仕掛けの絡み)への対処

隣の人と仕掛けが絡む「お祭り」は、釣りをしていれば避けられないトラブルです。大切なのはお互いに冷静に対処すること

  • お祭りしたら、まず「すみません」と声を掛ける
  • 自分の仕掛けを切ってでも、相手の仕掛けをなるべく傷つけないようにする
  • 自分が原因と思われる場合は潔く「自分が切ります」と申し出る
  • お互いが協力して絡みをほどくのが理想

お祭りでイライラして口論になるケースが稀にありますが、お互い様の精神で穏やかに対処しましょう。

ルール5:挨拶とコミュニケーション

釣り場に着いたら、先に釣りをしている人に「おはようございます」「こんにちは」と挨拶するのが基本マナー。隣に入る場合は「ここ入っていいですか?」と確認しましょう。

釣り場でのコミュニケーションは情報収集にもなります。「何が釣れていますか?」「何メートルくらいですか?」と聞けば、タナや仕掛けのヒントをもらえることも。釣り人同士の会話から得られる情報は、ネットには載っていないリアルタイムの宝物です。

ただし、あまりしつこく話しかけないのもマナー。集中して釣りをしている人には一声掛けるだけにとどめましょう。

ルール6:駐車マナーを守る

漁港周辺の違法駐車は、釣り禁止化の最大の原因の一つです。漁港は漁師さんの仕事場であり、漁船の出入りや荷揚げ作業に支障をきたす場所に車を停めてはいけません。

  • 指定された駐車場に停める
  • 漁港の作業スペースや通路に駐車しない
  • 路上駐車で近隣住民に迷惑をかけない
  • 有料駐車場がある場合は利用する

少し歩く距離が増えても、正しい場所に駐車することが釣り場を守ることにつながります。

ルール7:立入禁止区域に入らない

「立入禁止」「釣り禁止」の看板がある場所には絶対に入らないでください。「他の人も入っているから」は通用しません。立入禁止区域での事故は自己責任では済まず、周辺の釣り場まで連帯的に禁止になるリスクがあります。

テトラポッドの上での釣りも多くの堤防で禁止されています。テトラは滑りやすく、転落すると隙間に挟まって脱出困難になる危険があります。

ルール8:釣った魚の扱い方

不要な魚をそのまま放置する行為は重大なマナー違反です。

  • リリースする場合:なるべく素手で触らず(体温で火傷する)、針を素早く外して優しく海に戻す
  • 持ち帰らない魚が釣れたら:その場でリリースする。堤防に放置して腐らせるのは絶対NG
  • 毒魚に注意:ゴンズイ、アカエイ、ハオコゼなどの毒魚が釣れたら、素手で触らずプライヤーで針を外してリリース

ルール9:夜釣りのマナー

夜釣りでは周囲への配慮がさらに重要です。

  • 大声で騒がない:近隣住民の安眠を妨げない
  • ヘッドライトを海面に向けない:光が海面を照らすと魚が散ってしまい、周囲の釣り人の迷惑になる
  • 車のヘッドライト・エンジン音:必要以上にエンジンをかけたままにしない
  • 音楽を大音量で流さない:スピーカーでの音楽再生は特にNG

ルール10:漁業者・地域への配慮

漁港は漁師さんの職場です。以下の点を常に意識しましょう。

  • 漁船の係留ロープの近くで釣りをしない
  • 漁師さんの作業を妨げない
  • 地域の漁業ルール(禁漁期間、禁漁区域)を事前に確認する
  • 漁港の施設(水道など)を無断で使用しない
  • 地域のルールやローカルルールに従う

「釣りをさせていただいている」という感謝の気持ちを持つことが大切です。漁師さんと良好な関係を築けている釣り場は、長く開放され続けます。

まとめ:マナーを守って釣りを未来につなごう

この10のルールは、どれも難しいことではありません。

  1. ゴミは持ち帰る
  2. コマセ汚れは洗い流す
  3. 隣との間隔を空ける
  4. お祭りは穏やかに対処
  5. 挨拶を大切にする
  6. 駐車マナーを守る
  7. 立入禁止区域に入らない
  8. 釣った魚を丁寧に扱う
  9. 夜釣りは静かに
  10. 漁業者・地域に配慮する

一人ひとりの小さな心がけが、釣り場を守り、釣りという素晴らしい趣味を次の世代につないでいきます。マナーの良い釣り人が増えることが、新しい釣り場の開放にもつながるのです。

ルールを守って、気持ちの良い釣りを楽しみましょう。全国の釣りスポットで、マナーを守りながら最高の釣り体験を。

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