エリア別釣り場ガイド
全国12エリアの釣り場を完全攻略
東京湾・大阪湾・三浦半島など、日本全国の主要釣りエリアをエキスパートが詳しく解説。 各エリアの特徴・釣れる魚・ベストシーズン・おすすめスポットを一挙紹介します。
東京湾
東京湾は日本最大級の内湾で、都心から日帰りで楽しめる釣り場が集中しています。横浜・川崎・東京・千葉の沿岸には漁港・堤防・桟橋が点在し、シーバス・アジ・クロダイ・カサゴなど多彩な魚種が狙えます。湾内の豊富な栄養分がベイトフィッシュを呼び寄せ、年間を通じて安定した釣果が期待できるのが最大の魅力。アクセスも抜群で、電車釣行も可能なスポットが多く、ファミリーから本格派まで幅広い釣り人に愛される海域です。
湘南・相模湾
湘南・相模湾は太平洋に面した開放的な釣り場が広がるエリアです。磯・砂浜・漁港と多彩なフィールドが揃い、ショアジギングでのイナダ・ソウダガツオなど青物狙いが特に盛んです。茅ヶ崎・平塚・小田原と続く海岸線では、サーフからのヒラメ・マゴチもターゲット。相模湾の暖かい潮が大型青物を呼び込む晩夏〜秋は、釣り人たちが熱狂するシーズンです。湘南の開放的な雰囲気の中で、海水浴シーズン以外はほぼ全域で竿を出すことができます。
三浦半島
三浦半島は東京湾口と相模湾に挟まれた、釣り場密度の高い半島です。城ヶ島・剱崎・三崎港など名ポイントが集中し、磯釣り・堤防釣り・船釣りすべてが楽しめます。東京湾側と相模湾側で狙える魚種が異なり、一日で複数のターゲットを追うことも可能。マグロの水揚げで有名な三崎港周辺はカツオやキハダのルアー釣りの拠点にもなっています。磯場では大型クロダイやメジナが狙え、本格磯師が集まる人気エリアです。
千葉
千葉県は東京湾と外房・内房の太平洋に面し、釣り場の多様性が日本屈指のエリアです。東京湾岸の内房エリアでは浮き釣りやサビキ釣りが楽しめる穏やかなスポットが多く、外房エリアでは磯や砂浜での本格的な釣りが展開されます。勝浦・銚子方面はカツオ・マグロのオフショアの拠点でもあり、陸っぱりではヒラスズキ・イサキ・アジが人気ターゲット。関東圏の釣り人にとって最も身近なフィールドの一つです。
大阪湾
大阪湾は関西最大の内湾で、泉南・堺・大阪市内から神戸にかけて多数の釣り場が点在します。都市型の堤防釣りが充実しており、アジング・メバリングなどライトゲームが特に盛ん。タコ釣りは大阪湾の名物で、夏場には無数の釣り人が堤防に並びます。夜の常夜灯下ではアジ・メバルが入れ食いになることも多く、手軽に釣りを楽しみたい人に最適。岸和田・貝塚・泉大津などの漁港は設備も整い、初心者でも安心して釣行できます。
明石・播磨
明石海峡は日本一の激流として知られ、潮の満ち引きによって生まれる豊富な栄養が多彩な魚を育てます。明石のタイは全国ブランドで、タイラバ・一つテンヤでの高級魚釣りが人気。陸釣りではアジングが盛んで、特に明石港周辺の豆アジ〜大アジの数釣りは関西随一の実績を誇ります。姫路・加古川エリアも含めた播磨灘は、潮流が速く魚影が濃い海域で、カレイ・ヒラメの投げ釣りも人気です。
和歌山
和歌山県は太平洋と紀伊水道に面し、温暖な黒潮の影響を受けた魚影の濃いフィールドが広がります。南紀・白浜・串本方面は関西屈指のグレ・イシダイ・カンパチの磯釣りポイントとして全国的な名声を誇ります。加太は天然タイの一本釣りで有名で、シンプルな仕掛けで大型マダイを狙う独特のスタイルが根付いています。紀ノ川河口ではシーバスが年間を通じ狙え、黒潮が近い南紀ではカツオ・キハダマグロのオフショアも盛んです。
駿河湾・静岡
駿河湾は日本最深の湾で、深い海底から豊富な栄養塩が湧き上がり、多彩な魚種を育てます。富士山を望む絶景の中での釣りは他に類を見ない体験。清水・焼津の港はカツオ・マグロの水揚げ基地としても有名で、沖釣りの拠点となっています。伊豆半島との境では磯釣りの好ポイントが多数あり、大型イシダイや希少なオナガグレも狙えます。熱海・沼津方面の堤防では初心者向けのサビキ釣りも楽しめ、あらゆるレベルの釣り人が満足できるエリアです。
伊勢湾・三河湾
伊勢湾・三河湾は名古屋・三重・愛知の3方に囲まれた内湾で、豊かな漁場が広がります。知多半島・渥美半島の先端部では潮の流れが速く、黒潮系魚類も加わって釣り物が豊富。伊勢志摩エリアは牡蠣・真珠の産地でもあり、キジハタ・マダイ・アコウなど高級魚が狙えます。夏のタチウオジギングや秋のショアジギングが特に人気で、名古屋港周辺では年中シーバスが狙えるアーバンな釣りも楽しめます。
瀬戸内海
瀬戸内海は無数の島々と複雑な海峡地形が生み出す独特の潮流が、豊かな漁場を形成しています。広島・岡山・香川・愛媛にまたがる広大なエリアで、タイ・ハマチ・タコ・キスなど瀬戸内ならではの釣り物が充実。しまなみ海道沿いの橋脚・堤防はシーバス・チヌ狙いの名スポット。各島の漁港から出る遊漁船でマダイのタイラバが人気で、日帰り〜一泊のショートトリップ釣行が楽しめます。釣り文化が根付いた地域で、地元情報が充実しています。
福岡・北九州
福岡県は玄界灘・響灘・博多湾と三つの海に面し、九州の釣りの中心地です。博多湾はシーバス・チヌ・タコが狙える都市型フィールドとして発展し、玄界灘は対馬暖流の影響で魚影が濃く、ヒラマサ・ブリなどの大型青物が狙える一級エリア。北九州の若松・芦屋エリアは投げ釣りのカレイ・キスで著名。離島の壱岐・対馬では遠征釣行でしか出会えないサイズの青物・根魚が狙えます。
東北
東北の海は親潮と黒潮の交わる豊かな漁場として全国に知られています。青森・岩手・宮城・福島の太平洋岸は三陸リアス式海岸が続き、多彩な魚種が生息する豊かな生態系を誇ります。仙台湾のアジング・メバリング、三陸磯のアイナメ・ソイの根魚釣りは東北を代表する釣り文化。青森の八戸港周辺は大型マダラ・ヒラメが狙える一大漁場で、日本海側では秋田・山形のハタハタ漁でも知られています。雄大な自然の中での釣りは格別の魅力があります。